初心者の方がFXについて調べていると、聞きなれない言葉がいくつか出てくると思います。今回紹介します「クロス円」という用語も、その1つではないでしょうか?FXでよく耳にするクロス円について、今回は勉強していきたいと思います。是非最後までお付き合いください。

クロス円の前に!ドルストレートについて

皆さん「基軸通貨」という言葉はご存知でしょうか?多くの方々が知っての通り、世界の為替の中心であり貿易の際もメインの通貨となる米ドルが、現在の基軸通貨となります。

そして、円と米ドル間で取引をする場合、ドルストレートという表現が使われます。

クロス円とは?

クロス円とは、このドルストレートの対になる言葉として生まれた表現になります。クロス円を端的に表現するのであれば、円とドル以外の通貨ペアのことを言います。

例えば、ユーロ円でしたり、ポンド円などが代表的なクロス円です。

なぜクロス円という表現なのか?

さて、先程クロス円がドルストレートと対になると触れましたが、そこについて少し詳しくみていきましょう。

基軸通貨は米ドルです。どんな時も今現在は米ドルが中心です。なので、例えばユーロ円で説明しますと、実は「ドル円」で円をドル換算し、そこから「ユーロドル」でユーロ換算する流れになります。端的に言えば、ユーロ円はユーロと円の直接の取引ではなく、基軸通貨の米ドルを介した取引、米ドルをクロスさせた取引となるわけです。

米ドル以外の通貨を、米ドルでクロスさせた円取引=クロス円という理解で大凡よろしいかと思います。

主要なクロス円

ユーロ円、ポンド円、スイスフラン円、豪ドル円、ニュージーランドドル円、カナダドル円、トルコリラ円、南アフリカランド円などとなります。

クロス円の特徴

クロス円の特徴としては、ドルストレートよりも値動きが激しいことが挙げられます。

理由は簡単です。先ほどの説明の通り、例えばユーロ円であれば、一度ドルに換算してからのユーロ取引となるため、ドル円とユーロドル2つの変動幅を持った取引となるためです。

ファンダメンタルズ(為替相場に影響を与える指標などの発表)などで想定外の動きがあった際、ドルストレートよりも大きな影響を受けることが多いです。
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